1000系

幅狭車

1次車(幅が狭い)

幅広車

2次車以降は幅が広くなった。

6次車

6次車は車体が無塗装になっている。


1000系は1992年にデビューした電車で2両編成が6編成、4両編成が1編成、6両編成が10編成製造されました。制御方式は2000系に引き続きVVVFインバータ制御です。また、南海電車初の南海線、高野線共通車です。先頭部はFRP形成の曲線で、車体はステンレス製にも拘わらず塗装されていてまるで鋼製車体であるかのように見えます。車内も従来車と違い座席はバケットシートで仕切りが大きくなっていて、車端部にはボックスシートがついていて、家族連れや旅行客に配慮しています。これにより車端部の窓がなくなりました。荷棚は透明アクリル製です。扉の上には光る路線図(現在は普通の路線図で隠されています)とLEDの案内装置がついています。運転台も南海初のデジタル式です。台車は保守コスト削減のため南海電車で初めてボルスタレス台車が採用されました。1993年の2次車からは巾が太くなりました。1次車は2723ミリ、2次車以降は2830ミリです。3次車からは台車にヨーダンパが取り付けられ、従来車にも順次取り付けられた。5次車からはドアチャイムとドア位置を知らせるチャイムの設置準備がなされ、運転台のトラポン(列車種別選択装置、時刻表表示機)が内臓タイプから独立タイプへ変更されました。2001年に製造された6次車は車体がステンレス無塗装になり、台車も変更された。車内にはドアチャイムとドア位置を知らせるチャイムも着いた。荷棚は従来の網棚に変更された。路線図も製造時から通常の路線図に変更された。運転台は従来の針式にもどされた。インバータは5次車までがGTO、6次車はIGBTに変更されている。

ミナピタの広告がされている1010編成

LED案内装置

LED案内装置

透明アクリル製荷棚


編成表(は南海線、は高野線です。)

2両編成

編成

←なんばモハ1001型

クハ1701型和歌山市→

備考

1031F

1031

1701

幅狭

1032F

1032

1702

1033F

1033

1703

1034F

1034

1704

 

幅広

1035F

1035

1705

1036F

1036

1706

6両編成

 

編成

←なんば

モハ1001型

 

サハ1801型

 

モハ1301型

 

サハ1601型

 

モハ1101型

和歌山市→

クハ1501型

備考

1001F

1001

1801

1301

1601

1101

11051

幅狭

1002F

1002

1802

1302

1602

1102

1502

幅狭、ミナピタ広告車

1003F

1003

1803

1303

1603

1103

1503

幅狭

1004F

1004

1804

1304

1604

1104

1504

幅広

1005F

1005

1805

1305

1605

1105

1505

1006F

1006

1806

1306

1606

1106

1506

1007F

1007

1807

1307

1607

1107

1507

1008F

1008

1808

1307

1608

1108

1508

1009F

1009

1809

1309

1609

1109

1509

幅広、みさき公園広告車

1010F

1010

1810

1310

1610

1110

1510

幅広、ミナピタ広告車

4両編成

編成

←なんばモハ1001型

 サハ1801型

 モハ1101型

クハ1701型和歌山市→

備考

1051F

1051

1851

1151

1751

幅広、ステンレス無塗装