■2000系■
1次車、側面に灰色のシールが貼っている
2000系は1990年にデビューした3代目ズームカーで2両編成が14編成、4両編成が9編成10編成製造されました。制御方式は南海電鉄初のVVVFインバータ制御です。変調回数が多く重低音を効かせています。高野山に登るため17メートル車体で全車両にモーターがついています。先頭部はFRP形成の傾斜で、車体はステンレス製でコルゲート版はなく、ビートラインが入っている。1次車は製造時は旧カラーだったので塗装変更時に灰色のシールで隠されています。車内は1次車は製造時は座席が赤一人分の幅を模様で示していました。(今は従来車と同じ布になっています。)2次車からは座席は1000系に習いバケットシートで仕切りが大きくなっています。5次車からは車端部にはボックスシートがついていて、家族連れや旅行客に配慮しています。これにより車端部の窓がなくなりました。荷棚は透明アクリル製です。2007年8月のダイヤ改正からは南海線にも転属されました。方向幕は南海電車で初めて種別と行先に分けられました。南海線の車両には前面に黄色で「2扉車」と表示されています。
編成表(青は南海線、緑は高野線です。)
2両編成
編成 |
←なんばモハ1001型 |
モハ2151型和歌山市→ |
備考 |
2031F |
2031 |
2181 |
南海線に転属 |
2032F |
2032 |
2182 |
|
2033F |
2033 |
2183 |
高野線 |
2034F |
2034 |
2184 |
|
2035F |
2035 |
2185 |
|
2036F |
2036 |
2186 |
|
2037F |
2037 |
2187 |
|
2038F |
2038 |
2188 |
|
2039F |
2039 |
2189 |
|
2040F |
2040 |
2190 |
|
2021F |
2021 |
2171 |
|
2022F |
2022 |
2172 |
|
2023F |
2023 |
2173 |
|
2024F |
2024 |
2174 |
4両編成
編成 |
←なんば モハ2001型 |
モハ2051型 |
モハ2101型 |
和歌山市→ モハ2151型 |
備考 |
2001F |
2001 |
2051 |
2101 |
2151 |
南海線に転属 側面に灰色のシール |
2002F |
2002 |
2052 |
2102 |
2152 |
|
2003F |
2003 |
2053 |
2103 |
2153 |
|
2041F |
2041 |
2091 |
2141 |
2191 |
高野線 |
2042F |
2042 |
2092 |
2142 |
2192 |
南海線に転属 |
2043F |
2043 |
2093 |
2143 |
2193 |
|
2044F |
2044 |
2094 |
2144 |
2194 |
高野線 |
2045F |
2045 |
2095 |
2145 |
2195 |
|
2046F |
2046 |
2096 |
2146 |
2196 |