10000系取扱説明書


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[車両概要]

 南海10000系は1985年にデビューした,サザン用特急型車両です。初代1000系四国号を置き換える目的で製造されました。製造当初は2両編成10本でしたが,1992年に先頭車6両が中間車に改造されたのと,新造中間車が8両製造され,4両編成7本となりました。製造当初から,全車両座席指定や一部座席として,臨機応変に運用されていることが評価され,ローレル賞を受賞しました。2009年のダイヤ改正で全車両座席指定は廃止され,現在は一部座席指定のみとなり,通常の運用で難波側に顔を出すことは無くなりました。一部座席指定の自由席車両は7000系もしくは7100系です。2011年には12000系が2編成導入されたため,10000系は2編成廃車されましたが,その後動きがなく,現在は5編成が専ら難波側に7100系を連結して運用に就いています。制御装置・主電動機は初代1000系の昇圧時に導入されたものを流用し,日立VMC-HTB-20E,三菱電機MB-3072-B,駆動方式はWN継手,歯車比は83:18=4.61です。


ダウンロード
ダウンロードは上の画像をクリック
(zip形式 25.0MB) Ver2208 2022/08/14 更新

[必要要件]
BVE本体:Bve trainsim 5.8 またはBVE Trainsim 6
OS:Windows 8.1もしくは10

[運転台]

            50000運転台

[インストール方法]

ダウンロードしたファイルはzip形式になっております。ファイル解凍ソフトなどで解凍すると。wadynankiaiというフォルダが入ってい ます。そのフォルダをコピーしてBVEのScenariosフォルダー内に貼り付けてください。以下のようなファイル構成となるよう設定してくだ さい。   

           bve5版のフォルダ位置   

[スイッチ類]

端子台 デフォルトキー 機能
保安装置0[S] Space 電鈴鳴動
保安装置1[A1] Insert
Shift+insert
なんば駅で乗車側扉開扉
トラポン電源ON/OFF
保安装置2[A2] Delete
Shift+Delete
トラポン背景表示切替
ICカード抜き差し
保安装置3[B1] Home ATS-PNリセット
保安装置4[B2] End ATS-Nリセット
保安装置5[C1] PgUp
Shift+PgUp
前照灯ON/OFF
トラポン「進む」
保安装置6[C2] PgDn
Shift+PgDn
前照灯主光/減光
トラポン「もどる」
保安装置7[D] D2 リセット
保安装置9[F] D3 電制切放スイッチ
保安装置9[F] D4 直通予備ブレーキ入/切
保安装置12[I] D7 計器灯スイッチ
保安装置13[J] D8 ワイパーを速くする
保安装置14[F] D9 ワイパーを遅くする

[操作方法]

●マスコン操作(マスコン・抑速ブレーキ)

ハンドル位置 動作
抑速3 20‰,65 km/h
抑速2 20‰,70 km/h
抑速1 20‰,75 km/h

1 起動
2・3 弱め界磁1段
4 弱め界磁3段
5 弱め界磁7段
 加速は永久直列,全界磁46段,弱め界磁8段です。ただし,5ノッチでも7段目までの進段であり,8段目は使用しません。戻しノッチは行えません。合間ノッチ防止機能が搭載されており,2ノッチ以上で起動すると3ノッチ最終段まで進段を止めることはできません。

●ブレーキ弁操作(停止ブレーキ)
 ブレーキは電磁直通ブレーキで,疑似的に常用10段+非常に設定しています。パラメータファイルには22段の設定を記述の上,コメントアウトして おり,お好みで切り替えていただくことが可能です。減速度は3.7 km/h/sです。動力車は発電ブレーキ併用です。発電ブレーキの電流はかけ始めの時,ブレーキハンドルの位置に関係なく400 A以上まで上昇します。その後,SAP圧に応じた限流値で進段します。そのため,ブレーキ開始時にいきなり高いSAP圧をかけると衝動が大きいため,実車では一度100 kPa(3段)とし,電流が立ち上がったら300 kPa(7段)とする運転方法がよく見られます。また,これを利用して,ブレーキハンドルを少しだけ動かす(1段)ことで,ほぼ発電ブレーキだけのブレーキをかけ,疑似的 に抑速のような動作をさせることもできます。
 抑速ブレーキ中にブレーキ弁操作をすると,空気ブレーキが補足されます。

※ 30000系の登場時のパンフレットを元に段数や,歯車比を変更し,実車を観察した結果を合わせて推測で設定しています。

※ カム軸の動作のタイムラグを再現しています。

●その他・備考
※1:ATSのリセットはいつでもできます。

※2:南海本線シナリオで,新今宮発車後~難波到着までは,運転士が車掌に到着番線を知らせる動作を行います。(1回のみ)
  奇数番線は1回,偶数番線は2回ベルを鳴らします。車掌から同じ回数だけベルが返ってきます。
  それ以外の場合でも,随時ベルを鳴らすことは可能です。

※3:南海本線シナリオでは,難波到着後,運転士が乗車側の扉を開ける作業を再現しています。
  難波に到着すると,まず,車掌により,降車側の扉が開きます。
   その後A1(Insert)キーにより乗車側の扉を開けてください。

※4:南海本線シナリオでは,泉佐野駅で両側の扉が開くことを再現しております。特に操作は必要ありません。

※5:前照灯の機能は表示灯のみで,景色はありません。

※6:実際の運転でもやむを得ず直通予備ブレーキを使用する場合がありますが、極力使用を控えてください。

●走行音インデックス
インデックス    説明
0    バラスト軌道ジョイント
1    バラスト軌道ロングレール
2    石津川ガーター橋
3    大和川ガーター橋
4    省力化軌道ジョイント(羽衣,泉大津,泉佐野)
5    省力化軌道ロングレール(羽衣,泉大津,泉佐野)
6    トンネル
7    関空橋(実際には関空に乗り入れないため,データなし)

[車両指定]

 南海で指定されているシナリオ以外の他氏の路線で本形式を運転する場合には、シナリオファイルのVehicle以下を次のように書き換えてくだ さい。

BVE5.8,6

説明 相対パス
全車両座席指定 wadynankai\nankai10000\VehicleVer2\vehicle.txt
一部座席指定 wadynankai\nankai10000\VehicleVer2\vehicle_p.txt

BVE5.7

説明 相対パス
全車両座席指定 wadynankai\nankai10000\vehicle.txt
一部座席指定 wadynankai\nankai10000\vehicle_p.txt

※ 一部座席指定の先頭車は実際は和歌山方であり,Tc車でモータ音はありませんが,本データはM車の音を使用しています。

[データの取り扱いについて]

・データの取り扱いについては南海・泉北線プロジェクトの規約が適用されます。利用規約を今一度ご覧ください。

・このデータにおける制作担当者は以下の通りです。

パネル画像・トラポン時刻表 ライナー3号
Halt.wav・Psekkin.wav 武琉
Flange1.wav 樽モト
性能・大多数の音・トラポン画面内の時刻表以外・ATSプラグイン わでぃそ

・BVE5.6以前では正常に動作しません。5.7以降または6.0のインストールをお願い致します。

・ATSプラグインのうちVMC-HTB-20E_M.dllはRock_OnさんのDetailManagerと同じ機能を組み込んでおりま す。(著作権を放棄すると書かれていましたので使用させていただきました。ありがとうございます。)VMC-HTB-20E_M.dllは detailmodules.txtを,VMC-HTB-20E_Mx64.dllはdetailmodulesx64.txtを読み込みま す。

・誤ってDetailManagerにVMC-HTB-20E_M.dllを読み込ませた場合,VMC-HTB-20E_M.dllが自分自身を読み込む動作を永久に繰り返しますので,絶対に行わないでください。

・VMC-HTB-20E_M.dll,VMC-HTB-20E_Mx64.dllは AtsMotorConfig.txt,notch\notch.txt,を読み込みます。位置関係を変更しますと正しく動作しませんのでご注意 ください。

・このファイル内のデータについては wadynankai@yahoo.co.jp まで,ご連絡ください。

●モーター音が上手く鳴らない場合
 nankai10000フォルダにXAudio2初期化ログ.txtが出来ています。こちらを参照し,ご不明な点がありましたら  wadynankai@yahoo.co.jp まで,ご連絡ください。

 なお,ATSプラグインの構造上,Windows7以前には対応しておりませんので予めご了承ください。

更新履歴

Ver2208 2022/8/14 電制切放スイッチ追加
カム軸動作の改善
Ver2201 2021/01/08 初公開バージョン