7000系取扱説明書


header








Menu概要

Menu概要


Menu公開

Menu運転

Menu1000

Menu2000

Menu7000

Menu7100

Menu8000

Menu8300

Menu9000

Menu10000

Menu50000

MenuScreeen

MenuQuestion

MenuLink

barProject

[車両概要]

 南海7000系は1963年にデビューした,鋼製通勤型車両です。南海線での高性能一般化車両の増強を目的として,高野線の6000
系の鋼製車体とした車両となっています。片開き扉と2段上昇窓が特徴です。製造当初は非冷房であったため,基本的に普通車の運用についていました。昭和59年から平成元年に掛けて更新工事が行われ,冷房化されました。また,4両編成は同時に制御装置の1C8M化と補助電源装置がSIV1台に集約されたため,後年はフェイルセーフの観点から4連単独運用が禁止されました。そのため,4両編成の和歌山市側に7000系もしくは7100系を連結して6両以上の優等運用につくことが多くなり,4連普通車は7100系が主となっていました。2007年に廃車が始まり,2014年に形式消滅しました。本データは4両編成の和歌山側に7000系もしくは7100系を連結した編成を再現しています。制御装置は日立VMC-HTB-20F,主電動機は 三菱電機MB-3072-B,駆動方式はWN継手,歯車比は85:16=5.31です。


ダウンロード
ダウンロードは上の画像をクリック
(zip形式 42.0MB) Ver2308 2023/08/14 更新

[必要要件]
BVE本体:Bve trainsim 5.8 またはBVE Trainsim 6
OS:Windows 10もしくは11

[運転台]

            50000運転台

[インストール方法]

ダウンロードしたファイルはzip形式になっております。ファイル解凍ソフトなどで解凍すると。wadynankiaiというフォルダが入ってい ます。そのフォルダをコピーしてBVEのScenariosフォルダー内に貼り付けてください。以下のようなファイル構成となるよう設定してくだ さい。   

           bve5版のフォルダ位置   

[スイッチ類]

端子台 デフォルトキー 機能
保安装置0[S] Space 電鈴鳴動
保安装置1[A1] Insert
Shift+insert
なんば駅で乗車側扉開扉
トラポン電源ON/OFF
保安装置2[A2] Delete
Shift+Delete
トラポン背景表示切替
ICカード抜き差し
保安装置3[B1] Home ATS-PNリセット
保安装置4[B2] End ATS-Nリセット
保安装置5[C1] PgUp
Shift+PgUp
前照灯ON/OFF
トラポン「進む」
保安装置6[C2] PgDn
Shift+PgDn
前照灯主光/減光
トラポン「もどる」
保安装置7[D] D2 リセット
保安装置9[F] D3 電制切放スイッチ
保安装置9[F] D4 直通予備ブレーキ入/切
保安装置12[I] D7 計器灯スイッチ
保安装置13[J] D8 ワイパーを速くする
保安装置14[F] D9 ワイパーを遅くする

[操作方法]

●マスコン操作(マスコン・抑速ブレーキ)

ハンドル位置 動作
抑速3 20‰,65 km/h
抑速2 20‰,70 km/h
抑速1 20‰,75 km/h

1 起動
2・3 並列最終段
4 弱め界磁4段(58%)
5 弱め界磁8段(39%)
 加速は直並列切り替え,直列22段,並列25段,弱め界磁8段です。戻しノッチは行えません。合間ノッチ防止機能が搭載されており,2ノッチ以上で起動すると並列最終段まで進段を止めることはできません。

●ブレーキ弁操作(停止ブレーキ)
 ブレーキは電磁直通ブレーキで,疑似的に常用10段+非常に設定しています。パラメータファイルには22段の設定を記述の上,コメントアウトして おり,お好みで切り替えていただくことが可能です。減速度は3.7 km/h/sです。動力車は発電ブレーキ併用です。発電ブレーキの電流はかけ始めの時,ブレーキハンドルの位置に関係なく300 A以上まで上昇します。その後,SAP圧に応じた限流値で進段します。そのため,ブレーキ開始時にいきなり高いSAP圧をかけると衝動が大きいため,実車では一度100 kPa(3段)とし,電流が立ち上がったら300 kPa(7段)とする運転方法がよく見られます。また,これを利用して,ブレーキハンドルを少しだけ動かす(1段)ことで,ほぼ発電ブレーキだけのブレーキをかけ,疑似的 に抑速のような動作をさせることもできます。
 抑速ブレーキ中にブレーキ弁操作をすると,空気ブレーキが補足されます。

※ 1500V昇圧後の参考となる資料はほとんどないため,30000系の登場時のパンフレットを元に段数や,歯車比を変更し,実車を観察した結 果を合わせて推測で設定しています。

※ カム軸の動作のタイムラグを再現しています。

●その他・備考
※1:ATSのリセットはいつでもできます。

※2:南海本線シナリオで,新今宮発車後~難波到着までは,運転士が車掌に到着番線を知らせる動作を行います。(1回のみ)
  奇数番線は1回,偶数番線は2回ベルを鳴らします。車掌から同じ回数だけベルが返ってきます。
  それ以外の場合でも,随時ベルを鳴らすことは可能です。

※3:南海本線シナリオでは,難波到着後,運転士が乗車側の扉を開ける作業を再現しています。
  難波に到着すると,まず,車掌により,降車側の扉が開きます。
   その後A1(Insert)キーにより乗車側の扉を開けてください。

※4:南海本線シナリオでは,泉佐野駅で両側の扉が開くことを再現しております。特に操作は必要ありません。

※5:前照灯の機能は表示灯のみで,景色はありません。

※6:実際の運転でもやむを得ず直通予備ブレーキを使用する場合がありますが、極力使用を控えてください。

●走行音インデックス
インデックス    説明
0    バラスト軌道ジョイント
1    バラスト軌道ロングレール
2    石津川ガーター橋
3    大和川ガーター橋
4    省力化軌道ジョイント(羽衣,泉大津,泉佐野)
5    省力化軌道ロングレール(羽衣,泉大津,泉佐野)
6    トンネル
7    関空橋

[車両指定]

 南海で指定されているシナリオ以外の他氏の路線で本形式を運転する場合には、シナリオファイルのVehicle以下を次のように書き換えてくだ さい。

BVE5.8,6

説明 相対パス
6両難波行 wadynankai\nankai7000\VehicleVer2\vehicle.txt
8両難波行 wadynankai\nankai7000\VehicleVer2\vehicle8.txt
8両難波行(一部座席指定サザン) wadynankai\nankai7000\VehicleVer2\vehicle_s.txt

[データの取り扱いについて]

・データの取り扱いについては南海・泉北線プロジェクトの規約が適用されます。利用規約を今一度ご覧ください。

・このデータにおける制作担当者は以下の通りです。

パネル画像・トラポン時刻表 ライナー3号
Halt.wav・Psekkin.wav 武琉
Flange1.wav 樽モト
性能・大多数の音・トラポン画面内の時刻表以外・ATSプラグイン わでぃそ

・BVE5.6以前では正常に動作しません。5.7以降または6.0のインストールをお願い致します。

・ATSプラグインのうちVMC-HTB-20F_M.dllはRock_OnさんのDetailManagerと同じ機能を組み込んでおりま す。(著作権を放棄すると書かれていましたので使用させていただきました。ありがとうございます。)VMC-HTB-20F_M.dllは detailmodules.txtを,VMC-HTB-20F_Mx64.dllはdetailmodulesx64.txtを読み込みま す。

・誤ってDetailManagerにVMC-HTB-20F_M.dllを読み込ませた場合,VMC-HTB-20F_M.dllが自分自 身を読み込む動作を永久に繰り返しますので,絶対に行わないでください。

・VMC-HTB-20F_M.dll,VMC-HTB-20F_Mx64.dllは AtsMotorConfig.txt,notch\notch.txt,を読み込みます。位置関係を変更しますと正しく動作しませんのでご注意 ください。

・このファイル内のデータについては bve_nankai@wadynankai.ddo.jp まで,ご連絡ください。

●モーター音が上手く鳴らない場合
 nankai7000フォルダにXAudio2初期化ログ.txtが出来ています。こちらを参照し,ご不明な点がありましたら  bve_nankai@wadynankai.ddo.jp まで,ご連絡ください。

 なお,ATSプラグインの構造上,Windows7以前には対応しておりませんので予めご了承ください。

更新履歴

Ver2308 2023/08/14  8両空港急行ダイヤへの対応
Ver2208 2022/8/14 電制切放スイッチ追加
カム軸動作の改善
Ver2201.1 2022/01/09 速度計の指示がずれていたため修正
Ver2201 2022/01/09 初公開バージョン