[車両概要]南海8300系は2015年にデビューした8000系以来7年ぶりの新形式となる通勤型電車です。製造メーカーは7100系以来の近畿車両となりました。制御器は日立VFI-HR-1421Dです。主電動機は狭軌使用では日本初採用となる,全閉内扇形誘導電動機である東洋電機製TDK-6315-Aです。 南海電鉄の通勤型車両としては初めて液晶案内表示器と自動放送が導入されました。 [必要要件] [運転台]姉妹形式である南海8000系の運転台配置を踏襲する、南海らしいコンパクトな運転台である。8000系との相違点として、貫通路側に運転状況表示モニターが設置された点 である。これにより、運転士は移動することなく、自列車の状況を把握できるようになった。一方で、向かって右側の視界も一部さえぎられるた め、モニタを閉じて運転する運転士もよく見られる。 [インストール方法]ダウンロードしたファイルはzip形式になっております。ファイル解凍ソフトなどで解凍すると。wadynankiaiというフォルダが入ってい ます。そのフォルダをコピーしてBVEのScenariosフォルダー内に貼り付けてください。以下のようなファイル構成となるよう設定してくだ さい。[スイッチ類]
[操作方法]●マスコン操作(マスコン・抑速ノッチ)
●ブレーキハンドル操作(停止ブレーキ) ブレーキは電気指令式ブレーキで常用7ステップ+非常です。減速度は3.7 km/h/sです。遅れ込め制御を採用しており,M車の回生ブレーキで全車両のブレーキ力を負担します。回生ブレーキは停止寸前まで動作します。 抑速ブレーキ中にブレーキハンドル操作を行うと,停止ブレーキが動作します。ブレーキを解除すると,再び抑速ブレーキが動作します。 ●その他・備考 ※1:ATSのリセットはいつでもできます。 ※2:南海本線シナリオで,新今宮発車後~難波到着までは,運転士が車掌に到着番線を知らせる動作を行います。(1回のみ) 奇数番線は1回,偶数番線は2回ベルを鳴らします。車掌から同じ回数だけベルが返ってきます。 それ以外の場合でも,随時ベルを鳴らすことは可能です。 ※3:南海本線シナリオでは,難波到着後,運転士が乗車側の扉を開ける作業を再現しています。 難波に到着すると,まず,車掌により,降車側の扉が開きます。 その後A1(Insert)キーにより乗車側の扉を開けてください。 ※4:南海本線シナリオでは,泉佐野駅で両側の扉が開くことを再現しております。特に操作は必要ありません。 ※5:前照灯の機能は表示灯のみで,景色はありません。 ※6:実際の運転でもやむを得ず直通予備ブレーキを使用する場合がありますが、極力使用を控えてください。 [車両指定]南海で指定されているシナリオ以外の他氏の路線で本形式を運転する場合には、シナリオファイルのVehicle以下を次のように書き換えてくだ さい。BVE5.8,6
[データの取り扱いについて]・データの取り扱いについては南海・泉北線プロジェクトの規約が適用されます。利用規約を今一度ご覧ください。・このデータにおける制作担当者は以下の通りです。
・懐中時計文字盤・針には,クリエイティブ・コモンズのライセンス(表示 - 非営利) に基づきBVE Workshop様の素材データを使用しています。 ・BVE5.7以前では動作しません。5.8以降または6.0のインストールをお願い致します。 ・ATSプラグインのうちVFI-HR-1421D.dllはRock_OnさんのDetailManagerと同じ機能を組み込んでおります。(著作権を放棄すると書かれていましたので使用させていただきました。ありがとうございます。)VFI-HR-1421D.dllはdetailmodules.txtを,VFI-HR-1421Dx64.dllはdetailmodulesx64.txtを読み込みます。 ・誤ってDetailManagerにVFI-HR-1421D.dllを読み込ませた場合,VFI-HR-1421D.dllが自分自身を読み込む動作を永久に繰り返しますので,絶対に行わないでください。 ・VFI-HR-1421D.dll,VFI-HR-1421Dx64.dllはNotch\Notch.txt,を読み込みます。位置関係を変更しますと正しく動作しませんのでご注意ください。 ・このファイル内のデータについては bve_nankai@wadynankai.ddo.jp まで,ご連絡ください。 ●モーター音が上手く鳴らない場合 nankai8300フォルダにXAudio2初期化ログ.txtが出来ています。こちらを参照し,ご不明な点がありましたら bve_nankai@wadynankai.ddo.jp まで,ご連絡ください。 なお,ATSプラグインの構造上,Windows7以前には対応しておりませんので予めご了承ください。 更新履歴
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